兵法 2017 2 18

 日本から見れば、トランプ大統領は、
マスコミから袋叩きにあって、苦しい状況にあると見えますが、
その原因は、トランプ氏自身が作り出していると言えます。
 すべてのマスコミを敵に回しては、
「袋叩き」に遭うのは当然でしょう。
 たとえば、マスコミにA社、B社、C社とある場合に、
全部を敵に回すのは、得策ではありません。
 たとえ、思想信条が合わなくても、
たとえば、B社だけ優遇するという「兵法」を使うべきです。
 こうすると、マスコミ同士で疑心暗鬼に陥り、
やがて、マスコミ同士で「戦争」を始めます。
あるいは、マスコミ同士で「共食い」を始めるでしょう。
 次に、トランプ大統領を悩ませているのは、
「リーク」(情報漏洩)の問題でしょう。
 しかしながら、私は、10年以上前から、こう書いています。
「アメリカは、リークすることが文化のような国だ」
 そういう文化がある国では、
公的機関からの意図的なリークは避けられないでしょう。
 これは、トランプ大統領の政敵だったヒラリー・クリントンさんも、
悩まされた問題だったのです。
 そういうわけで、こうした問題に対して、
いちいち目くじらを立てのは、得策とは言えません。
























































































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